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うつしゆめ
ISBN:978-4198938567
価格:¥580+税
著者:那識あきら
表紙:
花えん
発行:
徳間書店
あらすじ
柏木陸は関西随一の国立大生という肩書きと美しい容姿を利用し、刹那的な生活を送っていた。ある嵐の日、愛車で山中を走っていた彼は道に迷い、偶然見つけた洋館を訪れる。出迎えたのは陸と同年代の美しい女性。しかし彼女は、常に他者との関係で主導権を握ってきた陸を翻弄し、心を先読みする…。彼女は何者なのか? 陽炎のように儚い、ひと夜の出会いを描いた、ミステリータッチのラブストーリー。(
出版社のページより)
作者より
後日譚「いっぷく」
彼女との会話は、常に真剣勝負だ。隙あらばツッコミを入れようと、お互い手ぐすね引いて対峙している。
今日は彼女の誕生日。準備万端で迎える陸の、策士が策に溺れた物語。9,300字。
初出:東日本大震災チャリティ本「Love&Happy」(2011/7/1刊行)
後日譚「むかしがたり」
今思えば、初めて会った頃から、あいつは気にくわない奴だった。
高校一年の春の遠足。陸は、新しく友人となった高嶋珊慈や原田嶺と、三人でグループを組むことになったのだが……。10,200字、書き下ろし。
目次
序章 京の夢
第一章 現の夢
第二章 白日夢
第三章 夢は逆夢
第四章 夢のまた夢
第五章 胡蝶の夢
終章 現し夢
番外編 空夢
後日譚 夢の続きは
後日譚 いっぷく
後日譚 むかしがたり
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